自分なりの寝時、起き時をつかもう

理想の睡眠時間は「8時間」 そう思っている人は多いのではないでしょうか。実はこの8時間というのは、統計を集計した睡眠時間の平均値です。決して、”理想”の睡眠時間ではありません。 適切な睡眠時間は人によって大きな差があります。

世の中には4〜5時間で十分というショートスリーパーもいれば、9時間以上眠っても寝たりしないというロングスリーパーもいます。

例えば、ショートスリーパーの代表としてよく知られているのが、フランスの英雄ナポレオン一世です。 その睡眠時間は一日3〜4時間だったといわれています。その代わり、会議中や馬に乗っての移動中に昼寝をしていたという説もあります。

またロングスリーパーの代表は天才物理学者のアインシュタイン。一日の睡眠時間は10時間以上だったといわれており、あの「相対性理論」もベッドの中でひらめいたとか……。

ちょっと余談になりますが、こうした歴史上の人物以外でも、極端なショートスリーパーとロングスリーパーはどの時代にもそれぞれ人口の5〜100%程度はいるといわれています。

つまり、満足できる睡眠時間は人によって大きな幅があり、 快眠の決め手は「量」より「質」ということです。

ただし、すっきりと目覚めるには時間の法則があります。

それはレム睡眠とノンレム睡眠のリズムにあります。深い眠りのノンレム睡眠を確保して、浅い眠りのレム睡眠のときに目覚めれば、「よく眠った〜」とすっきりと目覚められます。

その1サイクルが約90分なので、その倍数のときに、目覚めるようにするといいのです。

「目覚めがさわやかな睡眠時間」は3時間、4時間半、6時間、7時間半、9時間というわけです。

体と心を休める意味では、最低4サイクル必要といわれているので、睡眠時間は約6時間がベター。

ベッドに入ってもすぐに眠れないことも考慮すると、起床時間から逆算して7時間くらい前にベッドに入るといいでしょう。

もちろん、睡眠時間の満足度は人それぞれですから、この計算で自分なりの寝時と起き時をつかんで眠るのがおすすめです。

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