私は毎日夜11時に寝て、朝6時ころに起きる習慣になっていることは前にもお話をしました。この習慣は是非とも、みなさんにも実践してほしいのですが、それには医学的根拠があります。
成長ホルモンは一日の分泌量の約70%が睡眠中に分泌され、傷んだ細胞を修復します。しかしながら寝ている間ずっと分泌されているわけではありません。眠りについてノンレム睡眠に入るところから2回目のサイクルに入るまでにどっと分泌されることが分かっています。ちょうど寝入りばなの1〜2時間といったところです。
そしてもう1つ、体の再生に大きな役割を果たすのがメラトニンです。 メラトニンは眠りを誘う睡眠ホルモンで、成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。つまりは成長ホルモンとメラトニンを同じタイミングで分泌させることができれば、この体の再生工場はさらにパワーアップすることになります。
このメラトニンは朝起きて朝日を浴びて、約1時間後から分泌が始まり、その後数時間でピークを迎えます。
つまり、朝6時に起きると、午後9時ころに眠くなり、その後、午後11時過ぎに分泌がピークに。成長ホルモンは寝入りばな1~2時間で多量に分泌されますから、午後11時に寝て朝6時に起きることで、ちょうど成長ホルモンとメラトニンの2つのホルモンを同時に分泌させることが でき、「再生工場」がフルパワーになるわけです。
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